ビタミンCの美肌効果とは?

f:id:asidanime:20211123214213p:plain
「ビタミンCは、肌や健康に良いって聞くけど、ホントはどうなんだろう?」

「ビタミンCはたくさん摂れば摂るほど体に良いのでは?」

「栄養ドリンクとかサプリによく入ってるよね」

とビタミンCについて何となく知っていても具体的な効果については知らない方が多いのではないでしょうか。


ビタミンCは、美容だけでなく健康など様々な効果があると言われています。


この記事では、ビタミンCの効果、含んでいる食品など、ビタミンCについて解説していきたいと思います。

1、ビタミンCとは?ビタミンCの働き

ビタミンCとは水溶性ビタミン(水に溶けやすいビタミンの総称)の1種です。

ビタミンCは、肌や軟骨などを構成している「コラーゲン」を作るために必須の栄養素です。

まずは、ビタミンCがどのような役割をしているのかを見ていきましょう。

1-1、コラーゲンをつくる

f:id:asidanime:20211124205932j:plain
ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要なものです。

コラーゲンは体内のさまざまな場所に存在するたんぱく質で、そのうちの約40%は皮膚に分布しています。

皮膚は、表皮と真皮という2つの層から構成されています。
表皮は、皮膚のいちばん外側の部分であり、水分の保持や体温の維持など、外側から異物の侵入を防ぐバリアの機能を果たしており、内部を保護しています。

真皮は、表皮の内側でコラーゲンやエラスチンなどにより、肌のハリや弾力を保ち、維持する役割があります。

この真皮の約70%を構成している成分がコラーゲンです。

ビタミンCは皮膚のコラーゲンを生み出すためにも必須の成分であるため、肌の状態が気になる方は意識して積極的に摂るべき栄養素だと考えられるでしょう。

1-2、抗酸化作用

ビタミンCには抗酸化作用の働きもあります。

抗酸化作用とは、過剰に発生すると老化やがん、動脈硬化などを様々な症状を引き起こす要因になり、コラーゲンの生成を阻害しシミやシワ、たるみの原因になったりする活性酸素から体を守る作用のことです。

2、ビタミンCの1日の摂取量

f:id:asidanime:20211125163126j:plain

ビタミンCは、体内で生成することができないので、食事やサプリを使用して補う必要があります。

では、どのくらいの量を接種すればいいのでしょうか。


厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、

成人の男女なら100mg/日が推奨されています。

喫煙者は、非喫煙者よりもビタミンCの必要性が高くなり、受動喫煙者もこれに当たるとされています。これらに当てはまる人は、少し多めにビタミンCを取るように意識してみましょう。

ビタミンCは体内にため込むことができない成分なので、毎日こまめにビタミンCを取るように意識することが大切です。

3、ビタミンCはどんな食べ物に何に含まれているの?

f:id:asidanime:20211125155259j:plain

ビタミンCといえばレモンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

しかし、野菜でも意外と多くビタミンCを含んでいるものがあります。

名前 (100g当たり)
赤ピーマン/油いため 180mg
赤ピーマン/生 170mg
オレンジピーマン/油いため 170mg
ゆず/果皮/生 160mg
黄ピーマン/生 150mg
ブロッコリー/焼き 150mg
ブロッコリー/生 140mg
ブロッコリー/電子レンジ調理 140mg
キウイフルーツ/黄肉種/生 140mg
パセリ/生 120mg
すだち/果皮/生 110mg
レモン/生 100mg
いちご/生 62mg
さやえんどう/生 60mg
ほうれん草/葉/冬採り/生 60mg
キャベツ/油いため 47mg
キャベツ/生 41mg

ビタミンCは、熱に弱く加熱調理をしてしまうと分解する性質があります。
調理の際は過熱しぎない注意が必要です。
また、ビタミンCは水に溶けやすい水溶性ビタミンなので茹でるとビタミンCが減りやすいです。
茹でる際は、なるべく短時間での調理がおすすめです。

ピーマン系に含まれるビタミンCは、加熱調理をしても壊れにくいことが特徴です。

せっかく選んだのに、ビタミンCを分解させてしまってはもったいないですよね。
食材選びも大切ですが、調理法も意識してムダなくビタミンCを接種しましょう!!

4、まとめ

最後に、ビタミンCについて簡単にまとめます。
  ・コラーゲンを作る
  ・抗酸化作用で肌を守る
  ・摂取量は100mg/日が推奨
  ・加熱調理は少し注意

これを読んで、ビタミンCについて少しでも理解していただけたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。